columnコラム
見落としがちな初期むし歯もレーザーで発見!
皆さんこんにちは。
太田大泉クリア歯科です。
むし歯は、初期の段階であれば削らなくても治せることがあります。
むし歯治療=歯を削る=痛い思いをする、と考えている方にとっては、とてもうれしいことですよね。
ただ多くの場合は、むし歯を自覚する頃、または歯医者さんで発見される頃には、残念なことにむし歯がだいぶ進行してしまっているものです。
そこで是非とも皆さんに知っていただきたいのが、初期のむし歯を発見しやすくなる「ダイアグノデント」と呼ばれる装置です。
ダイアグノデントとは、ペンタイプの小型の装置で、歯にレーザー光を照射します。
照射部位にむし歯がある場合、数値によって確認することができます。
ですから、肉眼では見つけにくい初期のむし歯や奥歯のむし歯などに有用な装置といえます。
ちなみに、このレーザーは人体に悪い影響はありませんのでご安心ください。
初期のむし歯が見つかった場合には、削らず、フッ素を塗布して、歯の再石灰化を促します。
初期のむし歯は、歯の内部で脱灰(だっかい)が少し起こっている状態なので、フッ素塗布が何より有効です。
同時に、正しい歯磨きの方法を身に付けて、それ以上歯が不潔にならないよう努める必要もあります。
その結果、初期のむし歯の進行が停止して、歯の切削も不要となるのです。
初期のむし歯といえども、歯の表面に白いシミのような症状が残ってしまうため、無傷では済みません。
3ヶ月に1回程度の定期検診および予防処置を受けることで、むし歯の発生そのものを防止することができます。
定期検診と予防処置に力をいれて、むし歯の発生をしっかりと予防しましょう!
このように、当院では「ダイアグノデント」という特殊な装置を使うことで、初期のむし歯を発見することができます。
歯に気になる症状があったり、むし歯が発生していないか気になったりしている人は、お気軽に当院までご相談ください。